2021年全国交通事故発生件数は
305,425件発生し
(物損事故除く)
負傷者数は361,768人
死者数(発生から24時間以内)は
2,636人で5年連続最少を
更新しました。
2,636人の内訳は高齢者が
1,520人で
率にすると57.7%という
高い比率になりました。
また月別で見ると
最も多いのが12月で 284人
次に10月で     273人
次に7月で      230人
という結果が出ています。
諸外国と比べて日本は交通事故の死者数
の中では歩行中及び自転車乗用中の死者
数の比率が高いということなので
死者数を更に減少させるためには
より一層その取り組みが
必要とされます。

歩行者自転車あぶない

 

 

 

 

令和3年(2021年)
石川県の交通事故発生状況は
交通事故発生件数は1946件
(物損事故除く)は前年から
79件の減少で3.9%減。
負傷者数は2,225人で
前年から100人の減少
前年比4.3%減です。
そして死者数は26人で前年から
14人の減少で前年比35%減でした。
死者数は統計上
最も少ない数字になりました。
死者数の内訳をこちらも月別で見ると
10月と12月が5人で最多、
次に11月で4人となりました。
年齢層の死者数は
80代以上と60代の両方が
26.9%の7人で最多。
20代が次点」で15.4%の
4人となっています。

 

続けて事故の類型を負傷者数で
見てみると 最も多いのが
車両追突が39.3%で最多
次点が出合い頭で26.1%
車両相互(車と自転車・バイクも含む)
が8.6%で3位。
車両右折時が6.7%で続きました。
年齢層の負傷者数は
40代が最多で18.7%の415人
20代が次点で17.4%の387人
30代が次で17.0%の378人
と 20代から40代で53.1%と
過半数を占めました。
また状態別で負傷者数を見ると
自動車が73.3%で最多
次に自転車で11.7%
その次に歩行者が11.1%と
続きました。

怪我

 

 

 

第1当事者違反別発生件数
(事故原因の過失が大きい人)
1位  安全不確認
2位  前方不注意
3位  その他の違反
(携帯ながら運転・etc)
4位  動静不注意
(相手の動きをよく見なかった
見込み運転)

 

最後に負傷者数の年別推移をみると
事故発生件数
H22年   6,037件
H26年   4,074件
H30年   2,642件
R 3年   1,946件
負傷者数
H22年   7,223人
H26年   4,846人
H30年   3,085人
R 3年   2,225人
と明らかに年を追うごとに
事故発生件数も負傷者数も
減少していることがわかります。
皆1人1人に交通安全の意識が
反映されてるのが伺えます。