2023年1月より車検証が
電子化されました。
従来の車検証より小さくなり
右側裏面にICチップを内蔵し
ICタグが取り付けられました。

 

見た目の中身については
車の情報については以前と比べると
A4サイズからかなり小さくなり
記載内容は車両情報がおもで
所有者などの個人情報は
記述されていません。
そして大事な車検有効期限も
記されていません。
ただし同時に発行される
自動車検査証記録事項と
いう書面に記載されます。
サイズが小さくなることで
券面に記載される文字情報は
少なくなります。
必要最小限の記載事項を除き
自動車検査証情報はICタグに
記録されます。
省略される情報(ICタグ収納情報)
・自動車検査証の有効期限
・所有者の氏名、住所
・帳票タイプ
・使用者の住所
・使用の本拠の位置
気になるのはICタグの収納情報の
閲覧方法です。
どうやって確認するのでしょう。
それは国土交通省が提供する
「車検証閲覧アプリ」から
見ることができます。
ICタグの情報は汎用の
ICカードリーダーや
（ 要別途購入 ）
読み取り機能付き 最新型
スマートフォンで参照できます。
アプリの設定は
石川運輸支局ホ－ムペ－ジに
アクセスしてトップペ－ジの黄色の
車検証電子化のメニュ－
から入っていけます。
このシステムをうまく利用するには
車検証閲覧アプリで車検証を読み取り
通知設定をオンにしておくと
有効期限の満了の60日前、30日前に
1日最大3度通知してくれます。
忘れないで車検を通すためにも
通知はオンにしておけば
とても便利でありがたいサービスです。
ICタグの導入により
車検時に運輸支局等への出入りを
不要とするシステムになると
いうことです。( 指定工場のみ )
カ－オ－ナ－にとっては
車検期間の短縮が期待できます。
また、自分のクルマが
リコール対象の場合
アプリでも確認できます。
閲覧できるのは次回車検時と
同時にできるリコール情報です。
わからない場合は前もって
販売店や整備工場に
問い合わせることになります。
そして結婚や引越しなどで
車検証の記載情報に変更がある場合は
運輸支局に行き更新が必要でした。
しかし電子車検証になると
国土交通省の　車検証閲覧アプリ
を利用することで
オンラインからの更新が可能になります。
24時間365日いつでも使用できます。
電子車検証のデメリットは
ICタグは壊れることもあるので
注意が必要です。
汚れや傷　高温や湿度または強い衝撃
などに注意を払わなければなりません。
もしも壊れたら管轄する運輸支局で
再発行手続きができます。
詳しくは　YouTube の動画へ
今の時代
アナログからデジタルに移行する
ごく普通の流れが　自動車車検証にも
波及してきました。