近年 外国人ドライバーによる
交通事故が増えています。
警察庁によれば 2022年に
11万5241件だった事故が
2024年は12万5646件と
約1万件増加し
人身事故では2022年の6019件
から 2024年には7286件と
約1200件増えています。
令和6年6月末現在における
日本国内において
中長期在留者数は約331万人
特別永住者数は 約27万人で
これらを合わ在留外国人数は
約358万人となり
前年から約17万人増加しました。
石川県の外国人居住者の
2023年12月末時点で
国籍別内訳は以下の通りです。
1. ベトナム: 5,246人
2. 中国: 3,803人
3. インドネシア:1,566人
4. ブラジル: 1,494人
5. フィリピン: 1,476人
他国に来ても移動手段は
身近なバイクやクルマになり
まずはじめは 外国の運転免許証を
日本の運転免許証に切り替える事です。
これを「外免切替」と呼びます。
外免切替には、一定の条件を満たし
試験に合格する必要があります。
詳細は以下です。
1 母国の免許証が
有効期限内であること
2 母国での免許取得後
その国に通算して3か月以上
滞在していたこと
3 運転免許の種別が日本で
取得しようとする免許区分と
一致していること
しかしなぜか 適性検査が
20数か国の言語で受験できたり
知識確認が○×式で10問中7問正解で
合格できるといった「ゆる~い」
試験となっているそうで
こうしたこともあり
近年では日本へ外免切替のために
滞在する外国人が増加し
ツアー化しているという指摘も
あるようです。
また外国人の国や地域によって
試験が免除される場合があります。
試験免除される国は以下の通りです。
アイスランド アイルランド
アメリカ合衆国(オハイオ州
オレゴン州、コロラド州
バージニア州 ハワイ州
メリーランド州 ワシントン州に限る)
イギリス イタリア オーストラリア
オーストリア オランダ カナダ
韓国 ギリシャ スイス スウェ-デン
スペイン スロベニア チェコ
デンマーク ドイツ ニュージーランド
ノルウェ- ハンガリー フィンランド
フランス ベルギー ポーランド
ポルトガル モナコ ルクセンブルク
台湾
また 外免切替でなく
国際運転免許証を利用して
日本で運転する方法があります。
日本国では国際運転免許証の
利用が可能です。
国際運転免許証とは、母国でなくとも
自動車を運転できることを証明する
運転免許証です。
ジュネーブ条約締結国が発行し
同条約で定められた様式で
発行されます。
だが、発行日から1年間のみ有効で
延長・更新ができないために
短期間の滞在や観光の際に
取得されることがあるそうです。
母国などの運転免許を
持っていない場合は日本国で
日本のルールに沿って取得します。
運転免許試験を受けて 合格すれば
外国人でも日本人と同じ方法で
運転免許を取得することが可能です。
最近はインバウンドや職業見習い制度
などで外国人が大勢日本に来ています。
そのなかで運転する場面は将来的に
増えていくものと予想できます。
そんな中で事故に遭遇した相手が
もしも フォ-リナ-(外国人)でも
上記のような知識が自分にあるだけで
かなり冷静に対処できるはずです。
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