自動車運転の逆走での交通事故は
おおよそ 2日に1件のペースで
発生しています。
ネクスコ東日本の統計では
2023年で224件とすごい件数です。
この数字は高速道路のみで
65歳以上の割合が62%でした。
国道や一般道でも」起きてるため
その数は正確には計れません。
では逆走したドライバ-たちは
認知機能が
低下していたのでしょうか?
ある調査の結果
なんと7割以上のひとが
認知機能の低下がみられました。

 

逆走が特に多いのは
インタ-チェンジやジャンクション
サ-ビスエリアなどの合流地点で
うっかりUターンをしてしまい
逆走になってしまうようです。
高速道路の逆走はとても危険!
違反の罰則もきっと重大なものに
違いない!と思うところですが
実は高速道路の逆走しても罰則は
意外と軽く設定されています。
高速道路を逆走すると
道路交通法第17条の
「通行区分違反」との違反になり
違反点数は2点
違反罰則金は9,000円なのです。
ですが事故を起こしてしまうと
「危険運転致死傷罪」
に問われます。
被害者が怪我をした場合(致傷)
は15年以下の懲役
死亡した場合(致死)は
1年以上20年未満の懲役になります。
また自分自身も大ケガ 最悪の場合
死亡する可能性も考えれます。
なので逆走に気付いたら
すぐ路肩に車を止めて
道路管理者に連絡してください。
また逆走車に出会ったら
どうしたらいいでしょうか。
まず知識として
逆走車の近づく速さは巡行車と
逆走車の速度の足し算となります。
自分の車と逆走車がお互い
時速80km/hで走行していた場合
運転手は相手が時速160kmで
近づいているように見えます。
そのため
逆走車に気づいた瞬間にはもう
目の前ということになります。
回避のため 急ハンドルは
スピンや車両の転倒になりやすく
周りの車も巻き込んでしまう
ことになるので 迅速な判断と
冷静な操作が必要になります。
そのためには日頃から緊急時の
対応ができるよう
正しい運転姿勢や操作を
意識することが大事になります。

 

また逆走車は
運転者が逆走していることに
気づいていない場合 追越し車線を
走ってくることが多いです。
なぜなら逆走車にとっては左側車線
になるからです。以上のことから
追越し車線を走るのは必要時で
追越し車線を走行する時間を
短くすることが 逆走車との衝突を
避ける有効な手段といえます。
そして逆走車を発見したら
SA・PAや道路脇の非常電話
から日本道路公団へ
または
#9910から国土交通省
または
110番のいずれかで通報しましょう。