通常では予測不可能な大規模な損害が
発生した場合にも保険会社はその損害に対する
保障をする用意が必要です。
このようなリスクに対応できる余力を示したものが
ソルベンシ-・マージン比率といいます。
この数字は大きいほうが経営の
健全性が確保されており
例えば比率が600パーセント
であれば 「 全契約者すべての支払い保険金の
6倍の資金が準備されている 」
ということになり
保険会社を選ぶひとつの指標にもなります。
200%を下回った場合は原則として
金融庁が何らかの措置をとることとなっています。
平成28年3月期決算より抜粋
1位 共栄火災保険 977%
2位 富士火災保険 919%
3位 あいおい日生同和 829%
4位 アクサダイレクト 813%
5位 東京海上日動 746%
6位 AIU 738%
7位 損保ジャパン 729%
8位 セゾン自動車火災 725%
9位 ソニ-損保 693%
10位 朝日火災保険 666%
注 小数点以下切り捨て
極端に比率の高い保険会社は
「 新規や設立まもない若い保険会社や
契約数が少ない保険会社 」 等
考えられ 割愛しています。