地震や台風やそして竜巻
ゲリラ豪雨などの自然災害で
クルマが水没したり
破損してしまった時
自動車車両保険では どこまでが
補償の対象になるのでしょうか?
車両保険の自然災害での
補償対象は以下の8つになります
(要確認 保険商品による)

① 台風
② 大雨 (ゲリラ豪雨)
③ 洪水
④ 強風 竜巻
⑤ 雹 (ひょう)
⑥ 大雪
⑦ 落雷
⑧ 高潮

①の台風は飛んできた物が
当たって車が損壊したなど
②や③は土砂災害に巻き込まれるや
冠水した道路に車ごと水没した

 

⑤や⑥は雹の強さや雪の重さにより
クルマがへこんでしまう
⑧は台風により高波で車が水没
又は流されたなどが考えられます

 

 

 

一方で補償されない災害
地震
噴火
津波
のどれもが車両保険でも
対象にはなりません。

ここで注意しなければ
ならないのは
高潮とは
台風などの低気圧により
高波やうねりが伴い 海面が
いつもより高くなることです。
津波は 地震により急激な
海底地形の変化により 海面が
盛り上がることが原因です。
どちらも同じ波による災害ですが
自動車保険上では
別のものとして取り扱いされます。
高潮の場合は クルマが水没したり
流されたりした場合補償対象ですが
地震による津波は補償対象外です。

 

もうひとつ注意なのは
自然災害のみが原因で
発生した損害はクルマの所有者に
過失責任は 問われません。
例えば台風でクルマが飛ばされて
他人のクルマや建物に
ぶつかった場合には
ぶつけられた方は
賠償請求を主張できません。
誰にも過失がないため
賠償責任が発生しないのです。
この自然災害から自身のクルマを
守るには車両保険に加入することで
リスクに備えることになります。
突然の災害から逃げ出すのは
困難でしょうが
自然災害のリスクについては
防災意識を高めることは可能です。

 

令和6年元旦の午後4時すぎ
石川県能登半島を震源とした
マグニチュード7.6の
大地震が起こりました
亡くなられた方々に
心よりお悔み申し上げます