たまに知人や他人のくるまに乗って
「この運転 上手くないな-」と
残念に思うことがあります。
自分の運転を棚にあげて
人の運転の粗さはよく見えるもの
では自分の運転は人に
どう見られているか気になるところ。
そこで今回は
自分の運転の方法を見直してみて
少しでもスマ-トになるポイントを
整理してみました。

 

① 車間距離に余裕がある

自分の運転は車間距離を
とれているはずですが
自車の後続車が
決して煽っているわけでないけれど
間隔が小さいと
いい気分ではありません。

 

車間

 

 

 

 

 

街中の幹線道路では車間距離は
20メ-トルから30メ-トルが
スマ-トですがその距離を目測で
判断するのは難しいという場合は
前方の電柱などの目標物を
前車が通過してから
自車がそこを通過するまで
口で「 ぜろぜろいち
ぜろぜろにい ぜろぜろさん 」
と数えます。
最低でも2秒から
3秒より
多ければ安全を確保できています
「 距離をとる 」ということは
万が一 危険が発生した場合でも
それに対処できるだけの
自分のスペ-スを作るという
ことになります。
交通量の多い幹線道路では
十分な距離を保つのはむずかしい
ですが できるだけ距離をとって
安全確保につなげましょう

 

② 急のつく運転はしない

これも心に余裕があるからできるのです。
時間がないのはわかりますが
あわててアクセル踏んでも
先の信号で止まれば結局
到着時間はさほど変わりません
また急発進や急ブレ-キは
傍で見てても心配にもなりますね
これも同乗者への
思いやりが足りませんね

 

③ ブレ-キを極力踏まない

くるまの運転で アクセル・ブレ-キの
ペダル操作は けっこう難しく一朝一夕
ではマスターできないはずです。
まずアクセルとブレ-キという
ペダルに共通するのは
両方ともスイッチではない
ということです。
ペダルワークが上手でない人は
ペダルを「ON」か「OFF」でしか
操作できないと思い込んでいる人が
ほとんどではないでしょうか。
上手な人は アクセルを踏むとき
抜くときをスマートにできます。
そしてペダルストロークの
中間付近のコントロールが上手です。
例えば 信号が青に変わって
スタートの時 出だしは
ふんわりアクセルでゆっくりスタート
20㎞/hから30km/hまでは
状況に応じて踏みこんでいきます。
そして巡航速度の少し手前から
アクセルを緩めはじめて
巡航速度に達したらアクセルを
キープします。
そのままの速度を出来る限り
アクセルワークだけで維持できる
ようならばOK!!
それが出来るには目線が遠く
視野が広くなければ出来ません。
それに加え 走っている道路の
状況を見極める判断も必要です。
上手なアクセルワークとは
アクセルの加減でブレーキまでは
いかない「 アクセルOFF
(エンジンブレーキ) 」を
多用して アクセルペダルを繊細に
操作できる人です。

 

アクセル

 

 

 

 

 

④ 方向指示器のタイミングが適正

 

よく都会や太平洋側から来た方々に
こちらはウインカーを出すのが遅いと
言われます。
曲がる寸前にウインカーを出しても
後の車や対向車はびっくりします。
その反対で200mくらい前から出されても
直後車は「どこで曲がるの?」と
疲れてしまいます。
曲がる手前30メートル前から
まわりに意志表示できている運転は
スマートです。
30メートルというと どういう距離かと
いうと 例えば交差点の直進車線と
右折車線を区切るラインの長さが
約30メートルなのでひとつの
目安になります。
ラインが無い時は 車3台分が
約30mとイメージしてください。
ウインカ-2
さらに付け加えると
ウインカーを出す→ブレーキを踏む
→右・左折する の順番で
運転するだけで スマートな運転に
様変わりしますよ。

 

ここまで4つの事を
取り上げてみましたが 要約すると
心と時間に余裕を持ち
早め早めの意志表示で周りに
自車の動きを伝えることが
ポイントになります。
出来ることからで今日から
やってみてはいかがでしょうか?
運転に自信のある人も
確認を兼ねてもう一度
点検してみてください。