ここ最近 地球の温暖化により
海水温の上昇が引き起こす
巨大台風が毎年日本列島を
北上してきます。
台風は熱帯低気圧のうち
最大風速17m以上のものを
いいます
1年間に平均26個発生して
そのうち11個が日本に接近し
3~4個が上陸しています
その特徴は 左回転(反時計まわり)
進行方向の右側は猛烈な風が吹きます
相手が天候であれば 前もって
知識を入れて備えるしかありません。
では これからせまってくる台風に
どういう手立てがあるか考えてみます。
台風の通過が多い沖縄や九州地方では
車がひっくり返るなんて
おかしな事ではありません。
屋外駐車場では台風だけでなく
飛ばされた瓦や物が当たって
損傷したり 倒木により押しつぶされる
ような2次被害も予想されます。
必要であれば台風が接近する前の日までに
安全な所に移動しなければいけません。
① 屋内駐車場へ移動する
風により看板や物が飛んでくるのを防ぐ
ため 立体駐車場に移動します
地下は浸水のため不可。
車の傷や窓ガラス破損は数万円から
数十万円の出費になるが
駐車料金ならば 数千円で済みます。
近くのスーパーや百貨店の大型立体
駐車場も最後の手ですね。
ただし 駐車場内の損害について
駐車場側は一切責任をとらないことを
お忘れなく。
② 車に厚手のプロテクト
上記のような移動の時間がないときや
近くに思い当たる駐車場がないときは
車に毛布などの厚めのものをかけて
テープで固定し その上からシートを
被せてしっかりヒモや縄で固定します。
何もしないより効果はあるし
ここまでしても 何かあった時は
諦めもつくかと思われます。
③ どうしても運転するときは
強い風を受けながら
走行する時は風の向きにより
横転のリスクを伴います。
暴風が恐いからといって 窓を開けて
走行するのは危険です。
もしも横転してしまったら 投げ出されたり
車の下敷きになる危険性も考えられます。
窓をできるだけ閉めて 速度を落として
慎重に走ってください。
車の形状では 背の高いRV車や
バン・トラックなどは横風に弱く
リスクは大きいことも頭に入れて
ください。
極力運転は控えるようにしたいけれど
どうしてもしなければいけない場合は
ハザードマップで下調べをして下さい。
ハザードマップとは
自然災害による被害の軽減や
防災対策に使用する目的で作成された
地図のことで 以下のような情報が
表示されています。
・想定される災害の発生地点
・被害が想定される地域
・被害の範囲
・避難場所、避難経路
住んでいる地域のハザードマップを
確認することで 自宅周辺で発生しうる
災害の種類や程度・近くの避難場所や
そこへの経路などの情報を得ることが
出来ます。
そのため 具体的に災害への備えに
取り組みやすくなります。