2018年上半期( 1月~6月 )の
全国交通事故死亡者の内訳で
65歳以上の割合が過去最多の
56.6%になりました。
ドライバ-の高齢化により
車が持つ「安全性能」がますます
車選びの重要な要因になるのですが
一般ユ-ザ-が各車のその違いを
比較することは簡単ではありません。
しかし国土交通省と独立行政法人
自動車事故対策機構 (NASVA)
が共同で行う「衝突安全性能評価」
という試験評価で
メ-カ-各車の安全性能比較を
判断できるのです。
というのは、衝突時に乗っている
人が死ななくて済むか、対人事故で
死なせなくて済むかが衝突実験により
重要視されています。

 

衝突実験

『乗員保護性能』では、事故が
発生した際に運転席・助手席・
後部座席の乗員の安全性を測ります
実際の車両を用いて、
「前面・側面・後面衝突」などの
4タイプの衝突試験が行われています。
『歩行者保護性能』試験では、
人の頭部や脚部を模したダミー
人形を車のボンネットやバンパーに
衝突させ、歩行者がどれだけの
傷害を負うか推測します。
それにシートベルト着用警報装置を
加えたものが総合評価となります。
170点以上が「最も安全性が高い
カテゴリー」とされ、5つ星の評価が
与えられます。
モータージャーナリストの
島下泰久氏はこのNASVAの評価を
高く信頼しています。
「第3者の立場で複数メーカー
の車種を同一基準で採点している
唯一のデータであり、メーカーごとの
安全性に対する取り組みの違い
も読みとれるため、ドライバーに
とって貴重な判断材料といえます。」
と、公正な方法での衝突実験の
点数は我々が購入時の比較の基準の
1つになります。

 

 

1位 インプレッサ DBA-GT7   スバル
199.7点
インプレッサ
2位 CXー8  3DA-KG2P  マツダ
193.9点
cx-8

 

 

 

 

 

3位 レガシィ    DBA-BS9    スバル
188.8点

レガシィ

4位 CX-3  LDA-DK5FW マツダ
188.2点
cx-3

 

 

 

 

5位 CX-5 LDA-KF2P   マツダ
187.3点

CX-5

 

 

 

 

6位 C-HR     DAA-ZXY10 トヨタ
185.8点
C-HR

 

 

 

 

7位 デミオ     DBA-DJ3FS マツダ
185.7点

デミオ

 

 

 

 

 

8位 アクセラ  DAA-BYEFP マツダ
185.1点

アクセラ

 

 

 

 

9位 アウトランダー  DLA-GG2W 三菱
184.6点             DBA-GF8W
アウトランダー

 

 

 

 

 

10位 ティアナ   DBA-L33   日産
184.4点

ティアナ

 

 

 

※9位のアウトランダーは
PHEVも同一車種とみなします

 

注目すべきはトップ10の中に
マツダが5台、スバルが2台
入っています。
その他では、軽四で最も上位に
ランクしているのが
ホンダのN-BOXの11位でした。

 

 

週刊ポスト 10/12,19より引用