一般道や国道を走っていると
『道の駅○○』という施設を
よく見かけます。
ほとんどの人が何らかの形で
利用したことがあるはずですが
目的と役割について調べてみました。
高速道路には24時間自由に
利用できる休憩所の
サービスエリア(SA)や
パーキングエリア(PA)が
整備されていますが
一般道にはありませんでした。
そのため 国土交通省が
各自治体と連携し
地域振興施設の促進と
一般道の休憩施設の2つを
目的として地域の活性化を
はかるために
各地に増やし続けています。
1991年(平成3年)に
実験的に 栃木県・岐阜県・
山口県に設置されたのを皮切りに
2000年(平成12年)には
550カ所を超えその後も増え続け
2020年3月時点で1,173カ所と
公表されています。
施設としては 24時間利用可能な
一定数の駐車スペース・トイレ・電話と
情報提供施設を備えることが条件
となっています。
地域の特色をいかした個性ある
道の駅があり 温泉・宿泊施設・
公園・博物館を併設したものも
あります。
石川県には現在24カ所の道の駅
があり そのほとんどは能登の
観光地の近くにあります。
また 道の駅で守るべきルールと
マナーについては以下になります。
まず 連泊などの長期滞在は
しないこと。
椅子やテーブルを外に出して休憩
することもルール違反です。
車外でのバーベキューコンロや
ガスバーナーなどの使用
道の駅の公共電源の使用
ゴミの不当投棄も 厳禁です。
騒音の面においても
夜遅くまで車外で話をしたり
早朝に大きな音を出すことは
控えるべきです。
無駄なアイドリングも
止めましょう。
あくまで道の駅で許可されて
いるのは
仮眠目的の休憩であり
その域を超えるような行動は
とるべきではありません。
近年では『RVパーク』という
新しい施設が道の駅に併設
されたモデルが増えてきています。
有料ではありますが
駐車場での車中泊が可能で
電源設備・24時間利用可能な
トイレ・ゴミ処理施設
などが完備されています。
1週間程度の長期滞在も可能です。
全国の道の駅のなかの施設には
災害時に防災拠点となる機能が
備わっているところもあり
地域の危機管理施設としての
役目を備えています。
災害時には多くの人たちが
お世話になる場所に変わります
であるならば 綺麗に気持ちよく
使いたいですね