ドライバーの居眠り運転は
危険回避をせずに衝突するため
被害が大きく死亡事故や
重傷事故につながる危険な行為です。
高速道路における居眠り運転の
死亡重傷率は一般道の4倍以上
と言われています。
同じような景色の続く高速道路
や国道では安心感や単調感から
居眠り運転を誘発しやすいと
言われています。
発生場所はカーブ地点が多く、
走行中に路外に逸脱して壁や
対向車に衝突するケースが多い
のが特徴です。
時間帯では、深夜から早朝、午前
2時~4時に多く発生しています。
これは人間の体内時計(脳の覚醒水準)
が影響していると考えられます。
居眠りは脳の覚醒水準の低下が
原因で、身体の疲労や睡眠不足、
満腹感や連続して似た景色を見
続けることによる刺激の低下な
ども原因となります。
運転中に次のような状態を感じ
たら疲労蓄積のサインです。
① 目がショボショボしたり
視界がチラついたりする。
② 頭が重くなる。痛くなる。
③ 隣の車両やまわりの情報が
頭で判断できない。
④ あくびや、まばたきの回数が
増える
など
では、どうすれば対処出来るの
か対策を考えます。
まず、前提として極度に疲れて
いる時や睡眠不足の時は運転を
控えることです。
また、眠気を引き起こす成分の
入った薬の服用は絶対に避ける
べきです。
1 疲れを感じる前に休憩をとる。
長時間のドライブでは、2時間
に1回は休んで車から降りて軽く
身体を動かしてリフレッシュする。
2 ガムやコンブなど、噛むことは
脳の血管を拡張させて血行をよく
するので効果があると言われます。
また、脳は糖分が不足して血糖
値が下がると疲労を感じるので
糖分が多く入った飲料やガムを
摂るようにしましょう。
3 食後すぐの運転はせず、
仮眠や休憩をとってから出発
するようにします。
4 眠気防止に有効なカフェイン
入りの飲料を飲むことが効果が
期待出来そうですが、
滋養強壮向けの栄養ドリンクは
アルコールが微量含まれている
ものもあるので避けてください。
なお、カフェインは摂取して
すぐに効く訳ではないので、裏技
としてカフェインを摂取したら
仮眠を30分以内でとります。
30分を超えると深い眠りに入って
しまい目覚めた直後はかえって
眠気や疲労が大きくなって
しまいます。
その後くらいにカフェインが
効き始めるのでその後の運転に
効果があります。
くれぐれも自分の体は自分で
正しく管理して安全な運転を
心がけることが大切です。
無理をして事故を起こしてから
後悔しても遅い、ということを
理解して居眠り運転を起こさな
いよう努めてください。
ソニー損保より一部引用
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