近年 ”ドライブレコーダー”の
販売台数が大きく伸びています。
ドラレコ国内販売台数は
2015年時は約60万台だったのが
2019年は177万台に達しました。
2019年 常磐道で起きた
あおり運転殴打事件が販売台数を
押し上げたとみられています。

 

常磐道

 

 

 

 

そのためかあおり運転対策として
カメラが前後セットになっている
タイプが人気だそうです。
また 駐車監視機能も人気があり
売れ筋の商品のほとんどが標準か
オプションで搭載されています。
ドライブレコーダー本来の役割は
他車との事故で客観的な証拠に
なるほか 撮影した映像を自ら
チェックして自分の不本意な
運転特性を把握し安全運転に
つなげることです。

 

IMAGドラレコ

 

 

 

 ではどういうドラレコを
選べば良いか?  というと
判断が難しいところですが
重要視するのは
『画質』と『画角』です。
画質は200万画素以上あれば
夜間の録画もきれいに映り
問題ありません。
機能的には横方向の画角が
110°前後の左右範囲を記録できる
広角レンズモデルが売れ筋で
120°以上あれば 十分な映像で
鮮明な記録が可能です。
価格でいうと 1万円以下の
商品は海外製のものが多く
故障したら買い換えと割り切って
選ぶのならコストパフォーマンス
は良いと思われます。
その上の価格帯では
前方用カメラと合わせて
後方用カメラを装備する
『2カメラタイプ』です。
前方の映像はもちろん
後方からの追突事故や
あおり運転などでもしっかりと
した証拠を残すことができます。
現在 もっとも人気なのがこの
タイプで 前後とも120°程度の
画角のレンズのものが多く
斜め方向もしっかり記録できます。
さらに この上の価格帯になると
『駐車監視機能』と呼ばれる
無人の駐車時に 車が衝撃を感知
すれば自動で録画する機能が
搭載されています。
あて逃げやイタズラの心配な人向け
には心強い装置ではないでしょうか。
では 車にドラレコを取付ける時に
案外 どこがベストな位置か
悩む人も多いのではないでしょうか。
多くのケースは ルームミラーの
裏側に取付けるのが一般的です。
もっと詳しくいうと
道路運送車両の保安基準第39条を
簡単に略して文章化すると
◎前面ガラスの上縁から
ガラス高さ20%以内の範囲
◎前面ガラスの下縁から
ガラス高さ150㎜以内の範囲
どちらかにとりつけれれば
車検も無事通るとのことです。

 

位置

 

 

 

 

 

そしてある調査報告では
「どのような事故の時に
ドラレコを活用したか」
との質問に
もっとも多かった回答が
『横からの衝突』で23%
『後ろからの追突』18%が
次点でした。
また『後ろからのあおり行為』
を受けた時に活用したとの回答も
7%あることから

今や安心のための
アイテムと言えますね。