普段何気なく運転していますが
道路上にペイントされた
中央に表示されている
センタ-ライン(中央線)の意味を
気にしたことありますか
(片側車線の車線区分は車線境界線)
道路交通法17条第4項は
車両は道路中央線から左側を
通行しなければならない とあります。
センタ-ラインの種類は
実線と破線
色は白色と黄色があり
白色実線 白色破線 黄色実線
の主に3種類があります。
6メートル以上の片側道路幅の
場合が白色実線
6メ-トル未満の片側道路幅の
場合は白色破線と黄色実線いう
使い分けがされています。
白色破線は車線幅が狭いため
周りに障害物がなく安全な見通しの
良い場所に表示されます。
センタ-ラインをはみ出したり
周囲に車がいないことが確認できれば
前車を追い越すことができます。
黄色実線は道路幅が狭いため
はみだしても追越しできないため
実質追越し禁止です。
しかし路肩の工事中や路線バスの
停止中を避けるため反対車線に
はみ出しても追越しではないため
違反ではありません。
白色実線の基本は、道幅が広く
6m以上の場合には「白の実線」
になり、片側が車線数に関係なく
センターラインは「白の実線」
となります。
この場合、センターラインをはみ
出してはいけません。
つまり、白色実線のセンターラインの
道路で前走車を追い越す時に
センターラインをはみ出して走行
ということをたまに見かけるのですが、
道路上のルールでは取り締まられて
もおかしくないことになります。
ということは白色実線より黄色実線の方
が規制が強くなるイメージがあると
思いますが、そうではなく反対で
理由に関係なくはみ出しが禁止されて
いる白色実線の方が厳しいのです。
また峠道などでは黄色の実線と
白の破線がセットになっている
2本のセンターラインの場合は
ドライバ-から見て左側のラインが
センタ-ラインになります。
白色の破線側から右側にはみ出して
も大丈夫ですが 黄色の実線側から
はみ出さないようにしなければ
なりません。
上り坂車線側が白色破線で
下り坂車線側が黄色実線になり
スピ-ドが出やすい下り車線の
ドライバ-に注意喚起しています。