契約者は事故時や故障の時に
自動車保険に付帯する
“ロードサービス” と呼ぶ
付帯サービスを使うことが出来ます
では その中身について詳しく
見てみましょう。
①レッカーけん引サービス
車が事故や故障で自走出来ない
場合は 積載車が現場まで
出向いて修理工場まで
運んでくれるサービスです。
保険会社により さまざまで
無料で運んでくれる距離は
各社 50㎞以下や 100㎞まで
又は10万円まで 15万円などと
異なります。
②現場での応急処置
現場での軽作業のサービスとして
バッテリー上がりのジャンピングや
鍵の閉じ込みによる開錠作業
パンク時のスペアタイヤ交換作業
落輪引き上げ作業 雪道での
スタックの引き出し作業などです。
保険会社により
『保険期間中の無料は1回のみ』や
『作業時間は30分以内』
などの制限があります。
③ガソリン補給サービス
ガス欠になった時に 現場まで
ガソリンを持って来てくれる
サービスです。
保険会社により
『ガソリン10Lを無料でお届け』
や 『ガソリン代金は別途有料』
『契約初年度は
有料で2年目以降は10Lまで無料』
など それぞれの会社で異なります。
④宿泊や帰宅費用サービス
遠距離ドライブや県外の運転中に
起きた事故や自走不能の場合
その後の乗員の移動に
困ることがあります。
その場合 レンタカーや
公共交通機関で目的地に
向かう あるいは帰宅するか
そして帰宅出来ない時は
宿泊しなければならない
可能性もあります。
これらの費用をサポートする
サービスもあり
搭乗者全員分を負担してくれたり
1名につき2万円まで負担する
など 各社それぞれ異なります。
上記のように
サービスを受けた場合の
翌年の保険料ですが
ロードサービスのみ使うのであれば
翌年の等級は下がりません。
事故によって発生したトラブルで
ロードサービスを使用しても
対物や対人などの保険金の請求を
しなければ等級は下がらないので
翌年の保険料は上がりません。
また統計によると
一般道路での故障部位は約60%
が バッテリーとタイヤ
(パンク・バースト・空気圧不足)
です。
高速道路での故障部位は
タイヤが 約55%
オイル不良や漏れが 5%
冷却水が 4.5%
オルタネーター(発電機) 3.7%
となっています。
であれば いざという時は
遠慮なく出動を依頼しましょう。
自身の保険証券やリーフレットに
詳しく記載されているので危機管理
としてよく目を通しておいて
損はないでしょう。
優良レッカーサービス 各社比較
チューリッヒ 100㎞まで無料
(1次搬送まで)
セコム損保 100㎞まで無料
(1次搬送まで)
セゾン 自動車火災
レッカ-サ-ビス・ 現場での応急処置
合計で15万円限度
損保ジャパン
最寄りの指定修理工場まで
距離無制限 又は15万円
楽天損保
20万円を限度に補償
三井住友海上
自力走行不能時
レッカ-・引き上げ作業など
1回につき30万円補償
あいおいニッセイ同和
自力走行不能時
レッカ-・引き上げ作業など
1回につき30万円補償
ソニー損保
指定修理工場まで距離無制限・無料
お客様指定工場は100㎞まで無料
くわしくは保険代理店または
ホ-ムペ-ジで
問い合わせください