群馬県沼田市の住宅の敷地内で
母親が 運転する車に
2歳の長男がひかれ、
病院に搬送されましたが
死亡しました。
沼田市に住むAさんから
「男の子を車でひいた」と
119番通報が ありました。
消防などが駆けつけると玄関 付近で
長男が頭から血を流して倒れていて
病院に搬送されましたが死亡しました。
警察によると、Aさんは長男と一緒に
公園に 行くため、車をバックで
自宅の敷地内から出そうと
していた時に長男に気づかず
ひいて しまったということです。
ここ最近起きている
『 幼児の駐車場事故 』は
商業施設や飲食店の駐車場で
発生することが 多く
小さな子供さんを連れて買い物に
行く 親であれば 容易に
想像できるのではないでしょうか。
駐車場といえば
左右に気を配りながら徐行するべき
場所にもかかわらず 似たような
事故がよく起きています。
ではなぜそのような事故が起きるのか?
ひとつはブレーキとアクセルの
踏み間違えの 運転の誤りによるもの。
もうひとつは、見落としや注意不足に
よるもの です。
幼児が犠牲になる駐車場の事故では、
後者が多く、小さな子供は運転者から
死角に 入りやすく それが原因に
なっているといえます。
商業施設の駐車場で事故を防ぐためには
スーパーなど広い駐車場では
駐車中の車の 間をすり抜けながら
目的地に歩いて向かうのですが
この時に大人の姿は見えてもドアミラー
にも届かない背丈の子供の場合は
他のドライバー の目に見えていない
場合が非常に多いです。
であれば、先に子供だけを降ろしたり
ひとりで歩かせたりすることは危険です。
必ず先に大人が降りて、子供と手を
つなぐか 混雑が激しければ抱っこする
などしてください。
保育園や自宅の駐車場の事故を防ぐには
車を発進させる時に、子供がどこにいる
かを 確認してください。
「 ここには もういないはず 」とか
「 いつもやっていること 」という
慣れが 悲惨な結果を招くことがあると
いうことを いつも理解して
おかなくてはなりません。
必ず『 子供がどこにいるか 』
を確認してください。
思っている以上に車には死角があります。
『 子供は見えにくい 』という大前提
を忘れないでください。
駐車場に限らず、路上駐車の車にも
注意する よう、子供には
よく言い聞かせてください。
小さな子供が車の前でしゃがみ込んで
遊んで いれば運転者からは死角に
なって見えていません。
止まっている車のそばで遊ばない。
そばを 通る時も 意識して距離を取る
ように 教えてください。
それが、事故を未然に防ぐ
一番の方法です。
※セコム 安心子育てサイトより一部抜粋